2017年10月フエ中央病院に大山記念病院から白内障治療機器を贈呈。
きっかけは一人のベトナム人医師 ファム・グエン・クィー氏との出会いでした。
クィー氏は日本の奨学金制度で日本の大学の医学部に学び、医師国家試験を見事突破した数少ないベトナム人医師。クィー氏は たぐいまれなる経験を活かし、ベトナムと日本の架け橋になりたいと目を輝かせます。そんなクィー氏との交流の中で、大山記念病院の眼科で使用しなくなった白内障治療機器を、ベトナムの古都 フエ市にある フエ中央病院に寄贈にすることになりました。
フエ中央病院から歓迎を受ける大山記念病院一同
フエ中央病院での贈呈式は私たちの予想を大きく上回り、病院をあげての大歓迎を受け、とても驚きました。 フエ中央病院はベトナム国内でも有数の病院で、ベッド数は本院分院あわせ3500床の大病院です。しかしながら、医療機器が大変不足していて、旧式の治療機器を細々と使用しています。
贈呈式にて大山院長とフエ中央病院院長Hiep氏の記念撮影
今回の寄贈により、これまでに比べ最新の治療機器で、白内障に悩む多くの患者さんを救える事になります。 翻って日本では医療制度や機器が整備され、恵まれている事を実感しました。 今回、ベトナムに国際貢献できたことは、私たちの何よりの喜びでした。
フエ第2中央病院にて贈呈した機器を使用し白内障の手術を受ける患者
現地メディアにも掲載されました