現在 糖尿病治療や人工透析治療を受けていらしゃる患者様 足先の痺れ 冷えを感じている患者様の中に、足の動脈の血管に、コレステロールなどがつまり血液の流れが悪くなっている方がいらしゃいます。この状態を放置すると、血管が詰まってしまい壊疽(えそ 細胞が死に腐敗菌などが感染しさらに悪化したもの)のため、足を切断する場合もあります。
この治療のためには、風船療法などがありますが限界があります。 当院では、最新の治療法 エキシマレーザーシステムを導入いたしました。 エキシマレーザーシステムとは、エキシマレーザー発生装置から発生するレーザー光をカテーテルにより動脈の詰まった部分に照射し、詰まったもの(コレステロール等)を除去し、血流を再開させるシステムです。
エキシマレーザー発生装置における足動脈の詰まり除去の流れ
- エキシマレーザー発生装置を使い、足の動脈の詰まった部分を除去します。
- 詰まった足の動脈は、カテーテル造影検査で発見できます。 動脈が詰まっていることがわかった場合、血管のレーザー治療を行います。
- 血管の詰まった部分にガイドワイヤーと言う細い金属の針金(0.035mm~0.045mm)を入れます。
- ガイドワイヤーにそわせてレーザーカテを詰まった部分に近づけ、レーザーを照射します。
- レーザーを照射しながらレーザーカテを進め、詰まった部分を除去します。
- 詰まった部分が除去され血液が流れ、死にかけていた細胞が復活します。
- 左がレーザー治療前 右がレーザー治療後のカテーテル造影検査(血管)の写真です。
- 左がレーザー治療前 右がレーザー治療後の、3ヶ月~6ヶ月の写真です。
- 左がレーザー治療前 右がレーザー治療後の、3ヶ月~6ヶ月の写真です。
- 左がレーザー治療前 右がレーザー治療後の、3ヶ月~6ヶ月の写真です。