ロボットリハ紹介
ロボットスーツHAL
大山記念病院回復期リハビリテーション病棟では、平成26年8月より、筑波大学大学院システム情報工学研究科 教授兼CYBERDYNE株式会社CEOである山海嘉之氏が開発し、技術が駆使された自立動作支援ロボット「ロボットスーツHAL®福祉用」(Hybrid Assistive Limb)を導入しています。
※効果には個人差があります
人は脳から神経系を通じて体を動かすことができます。HALを装着することにより、脳からの信号を感知して、筋肉の動きをサポートします。また、患者様の日常生活の基本となる立ち上がりや歩行の獲得に大きく貢献します。
ロボットアームReoGo-J
ReoGo-J(レオゴージェイ)とはロボットアームの部分に手を乗せ、画面に映し出される目標点に向かって手を動かすことによって手の動きを回復させる機器です。
ReoGo-Jの特徴
①患者様の手の動きに応じた難易度で動作練習ができます。
②設定した動きを反復でき、機能改善が期待されます。
③訓練記録が保存され、グラフや表で訓練成果を確認出来ます。
期待される効果
肩や肘・腕の動きが改善し、日常生活動作(食事、更衣、書字など)ができるようになる
※効果には個人差があります
人は脳から神経系を通じて体を動かすことができます。ReoGo-Jでの自主練習により、脳の回復を促す可能性が高まります。また、患者様の日常生活の基本となる着替えや書字動作の獲得に大きく貢献します。
IVES(アイビス)
小さな筋肉の動きを機械が感知して、電気の力で動きをアシストします。機械を付けたまま箸や物をつかむなど日常生活で手をつかうことが可能になります。
Walk Aide(ウォークエイド)
足首を挙げる筋肉に電気を流して運動し、歩く際に足首が挙がるようになり引っ掛かりが少なくなります。
DRIVE(ドライブ)
2つの筋に同時もしくは交互に電気を刺激することが可能です。また全く動かない手足の動きを電気刺激により引き出します。
ジェントル スティム
飲み込み練習に使用できる機器
飲み込みや咳が自力で困難な患者様の首に電極を貼り、飲み込む練習をすることで飲み込みの反射が誘発されやすくなります。
※上記に挙げたリハビリテーション機器を使用できる方に条件がありますので全員が使用できるわけではありません。
機器は脳卒中・不全脊髄損傷の方を中心に使用しています。麻痺の程度によって使用できるものが変わります。
ご質問等あれば随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
社会医療法人社団 正峰会 大山記念病院 TEL:0795-28-3773
リハビリテーション課