雑誌や広告、ドラッグストアなどで「プラセンタ」という言葉を聞いたことはありませんか?
「美容に良い」ということは有名ですが、「プラセンタとは何か」「具体的にどんな効果があるのか」などご存知ですか?
今月は、大山病院で取り入れている更年期障害の方に向けたプラセンタ注射(メルスモン)の内容、効果などについてお伝えします。(※医師の診察の元、更年期障害と診断された方は、プラセンタ注射が保険適用となります)
胎盤エキス=プラセンタには次のような身体への役割のある栄養素が含まれているといわれています。
・アミノ酸=生命の源・身体の細胞を作る ・三大栄養素(タンパク質・脂質・糖質)=体を作る ・生理活性化成分(ビタミン・ミネラル)=身体の機能を正常に保つ ・核酸=遺伝子修復、新陳代謝の調整、エイジングケア ・酵素=免疫力アップ |
などなど…まだほかにもありますが、プラセンタは栄養の宝庫です。そんな赤ちゃんのためのエキスであるプラセンタは45~60歳が摂取すると、更年期障害などに効果があるといわれています。では実際どんな人にオススメかまたどんな効果があるのかを以下にまとめました。
閉経を過ぎると、ホルモンのバランスが崩れ、様々な弊害・身体のトラブルが出てきます。更年期障害が出てくるといわれる45歳から、のぼせ・ほてり・肩こり・頭痛・めまい・耳鳴り・イライラ・不眠などの症状に悩まされている方は、一度、診察にかかられると、少しは身体のトラブル改善の糸口が見つかるかもしれません。
効果は人によって異なります。また副作用として稀に(発現率3%未満)、プラセンタ注射により過敏症(発疹、発熱、掻痒感など)の症状が現れることがあります。注射後このような症状が現れた場合は、早めに当院の医師の診察をお受けください。
【通院について】受診は月1回、プラセンタ注射は週1、2回
【外来診察時間】脳神経外科(上田徹医師) 月~金 15:00~16:30
詳しいことはこちらの外来担当表をご確認ください。