入院費用について

DPC制度について

  • 当院は、平成21年7月1日よりDPC対象病院として厚生労働省より認可を受けました。
    DPC対象病院の役割として、急性期病院における医療の標準化等をめざす国の方針に基づき、良質な医療、効率的・効果的な医療の提供をめざします。
    これに伴い入院費の計算方式がこれまでの「出来高計算方式」から診断群分類「DPC」と呼ばれる新しい計算方式へと変わりました。
  • 【DPC方式とは・・・】
    病名や診療内容に応じた1日あたりの定額の医療費を基本とし入院全体の医療費を計算する方式です。これまでは、投薬・注射・検査などの診療行為を積み上げる出来高計算でありましたが、DPC方式では、投薬・注射・検査などの費用は回数にかかわらず「1日あたりの定額」となります。手術・リハビリ・内視鏡検査等はこれまで通りの出来高計算になります。
    ※すべての患者様に『DPC方式』が該当するのではなく、一部出来高支払方式の場合もあります。ご不明な点は、1階受付までお問い合わせください。

請求書の発行について

  • 社会保険被保険者の方は、健康保険入院医療費の3割負担です。
  • 国民健康保険、退職者保険の方は国民健康保険入院医療費の3割負担です。(国保の一部に負担割合2割以下の保険もあります)
  • 後期高齢者医療の方は、1割負担(一部3割負担)となります。
    老人一部負担金には上限が定められております。(詳しくは窓口でお尋ねください)
  • その他の保険(高齢受給者証、限度額適用・標準負担額減額認定証)をお持ちの方は社会保険証・国民健康保険証とともに提示をお願いします。
  • 保険のない方は費用の全額自己負担となります。
  • 食事療養費は健康保険の種類にかかわらず1食460円(難病・小児:260円)です。
    ただし、入院時に「標準負担額減額認定書」を提出されている方は食事療養費の負担が減額になります。
  • 入院の諸費用は、退院日に計算し、各病棟にて請求書をお渡し致します。
    (入院保証金と精算致します)
    また、月をまたいで入院されている方は、月末締めで翌月の15日頃にご請求となりますので、お早めに窓口におこしいただきお支払いください。
    なお、請求書は1階受付にてお預りしております。
    ※ 事前に概算をお知りになりたい方は、1階受付までお申し出ください。
  • 通算入院日数(他の医療機関への入院を含む)が180日を超えた場合は、超えた日から医療費の一部を負担していただくことが国の法令で定められています。該当される方につきましては、事前にご連絡申し上げますのでご了承ください。(特定療養費:1日 1,900円)